KTTその十六

私は生れ乍らに小児喘息で、虚弱児童だった故に、小学校の長欠児童で、行きたくとも、真面に学校には行けなかった。それを克服したのは、6年生から自転車で、4kmの道を通学始めた頃からである。処が知人の子弟は、病気でもないのに、未だに長欠児童らしい。親も親で、教師が学校に行くように促しても、危機感が全く無く、のほほんとされている。成長時期の欠席は、一生取り返しが付かない結果を招きはせぬかと、私は他人事ながら、心配している。