梅雨その十二

運命と云うものは、実に摩訶不思議なものである。私は親しくも無く、アパートの隣室乍ら、殆ど話もしたことも無い、総務課の男性の機転で、三菱電機和歌山工場から、同社熊本工場に「超法規的措置」として、転勤と相成った。そして同時に、私が提出していた「退職届」は破棄された。この一連の顛末を描いた男性には、御礼もしていないが、私の運命を導いて頂いた人であり、感謝しても、感謝しても、しきれるものではない。合掌!