梅雨その一

五月が過ぎ去ると共に、梅雨らしい天候に遷移しつつある。それは道端の雑草を見れば、一目瞭然である。春草と夏草の違いは、繊維の硬さで、刈払機で伐れば、その違いが、手に伝わる反応として実感出来る。その昔は殆どの農家が、牛や山羊を飼っていたので、雑草は有価物だったが、今の時代、牛も山羊も全く見掛けなくなり、耕作放棄地もじわじわと増加しつつある。そればかりか、最近は小学校がバス通学になったお陰で、道路を歩く人々すらをも疎らとなり、所謂「ゴースト化」の前兆が見えて来た。