竹その十七

昨日は天候の小好状態を狙い、自田の脱穀を敢行した。然し架け干し稲の乾燥状態が悪く、余程慎重に遣らないと、籾が機械に詰まって、動かなくなる。今年の秋は、例年の秋らしくなく、高温多湿の、丸で「梅雨の様な毎日」が続いている。それにしても近年は、農業の形態が、大きく変容しつつある。嘗ては稲刈り脱穀の季節は、秋晴れが長く続き、爽やかな風が吹き、仕事の合間に田圃の畔で、お握りを食べていた記憶があるが、最近は地球温暖化の影響か、雨が多いので殆どの農家が、コンバインを使用するようになった。然しコンバインは、とても高価な機械なので、私も持っていない。