温暖化その六

今日は雨の予報だったので、昨日は終日、田圃の畔の補修、草刈り、溝の浚渫等々を行った。この時期に纏まった雨が降るのは珍しく、もっと早目にすべきだったのかも知れない。それにしても、秋晴れが続かず、稲作農家は何処も困っているだろう。半世紀前の稲刈りは、人海戦術で、地干しだった。要するに、刈った稲をその場に置いて、日光で乾かす遣り方である。勿論その間に雨が降ると、下側が乾き難いので、裏返しの作業が必要となる。その作業を省くために、今の架け干しが始まったのである。然し今年ばかりは、稲が濡れて、架け干しの内部は蒸れている。